ubuntu 14.04 に redmine のインストール

アップグレードしたサーバーに redmine をインストールした。けど、動かないorz これは起動させるのに四苦八苦した記録(メモ)です。

これまで予備サーバーに ubuntu 14.04 をインストールして実験してました。で、 redmine を活用しているのは自分だけなので、バージョンも進んでるし予備サーバーのredmine を使用していました。
今回、メインサーバーを14.04 にアップグレードしたので redmine も移行することに。予備サーバーで使っていたのは ppa のものだけど通常リポジトリとバージョンが同じだったので通常リポジトリのをインストールすることに決定。

redmine をインストールは
apt-get install redmine
で実行。必要パッケージがドカドカっと追加され特に問題なく進みました。

ここからがいつも苦戦する作業。 apache2 に redmine の設定追加したらエラーで起動しない。apache を起動しようとすると RackBaseURI  の構文エラーとか出てくる。 RailsBaseURI にしてもダメ。いろいろ調べてみたらモジュールが入っていないだけだった。なんじゃそれ。
ちなみに RailsBaseURI は ver2 までの Rails の設定らしい。なので RackBaseURI を使うのです。
足りなかった apache モジュールをインストール
apt-get install libapache2-mod-passenger
とりあえずは構文エラーは消えてきちんと apache が起動した。けど今度は 403 Forbidden 。やっぱり苦戦するわ。

いろいろ調べているときに Passenger の状態云々って見つけたから passenger-status を実行してみた。そうすると、
Phusion Passenger doesn’t seem to be running.
だそうだ。動いてないじゃん。ついでにこんなエラーも。
no talloc stackframe at ../source3/param/loadparm.c:4864, leaking memory
なんじゃこりゃ。と思ったが、これはrails がインストールされてなかったので
apt-get install rails3
で解決。にしても rails まで入れ忘れていたとは。でも相変わらず動いてない。あとはなんだ?

エラーログを確認してみると PassengerRoot の設定がおかしいよ。と言うエラーが出ている。
/etc/apache2/mods-available/passenger.conf を確認すると、 PassengerRoot が /usr とだけになっている。ここは passenger のモジュールの場所で、インストール中に表示されるパスを書き込むらしいのだが、そんなものは見ていないというか表示されてたのか?よく分からない、覚えてない。仕方ないので、予備サーバーを見てみると
PassengerRoot /usr/lib/ruby/vendor_ruby/phusion/passenger/locations.ini
と書いてあった。同じファイルがあることを確認して 同じパスを書き apache を再起動したら、エラーは消えて passenger は動作を開始した。よかったよかった。
やっぱり見逃してたのかなぁ。というか apt-get でインストールしたときにメッセージが流れて気がつかなかったよ。そんなの。
まあ、そんなこんなで、 passenger は動き出したけど、まだエラーが出ている。次は Gemfile. lock とかなんとか。
これ以前にも見た気がする。確か以前はrake とか bundle とか実行したと思うが……。
ということで、やってみた。 /usr/share/redmine のディレクトリで
sudo bundle install
sudo rake redmine:plugins:migrate
を実行して無事 redmine が起動した。
お~。長かった。

あとは予備サーバーで起動していた redmine のデータベースをメインサーバーへ移管して終了。バージョンが一緒だったからかデータベースを上書き!っとするだけで移管作業は完了。簡単だった。一通り動作確認してみたらけどデータは正常。

あとは、リマインダーのメールだ。ということで cron を見たら送信の設定が残ってた。試しに実行してみたけど反応がない。redmine の設定、メール通知を確認してみると
/etc/redmine/default/configuration.yml
を設定してね~っと書いてあったのでシェルで確認。ファイルがない……。仕方ないので
/usr/share/redmine/config/configuration.yml.example
をコピーしてきてメールの送信サーバーの設定を行い
email_delivery:
delivery_method: :smtp
smtp_settings:
enable_starttls_auto: false
address: smtp.サーバーアドレス.jp
port: 587
domain: ドメイン名.jp
authentication: :login
user_name: “ユーザー名”
password: “パスワード”
予約cron ジョブに以下のスケジュールを設定。days=3 は3日前で送信となる。
cd /usr/share/redmine ; rake redmine:send_reminders days=3 RAILS_ENV=production
予約は月曜から土曜日の朝8時に送信するように設定して、とりあえず送ってみたら正常に送信できた。これで設定完了。インストール作業終わり。

ということで、
以上で一応インストール時の苦戦メモ終わりです。

第2回サーバーアップグレードの巻

この前 ubuntu 10.04 → 12.04 へアップグレードしたサーバーを今度は 12.04 → 14.04 へアップグレードを実行しました。みんなが使ってないうちにやってしまわないといけないからね~。と言うわけで、こんな時間に実行です。
一応 apt-get update / upgrade で最新状態にしておいて do-release-upgrade の実行。
後は指示されるままに放置。最終的には致命的な問題はなくアップグレードが終わったのだけれど初回エラーで失敗した。
なにが失敗したかというと、この環境は /boot/ を別パーティションにしているから /boot/ の空きが無いよ~!と怒られた。まあ、古いカーネルイメージが残ってたからだったんだけどこれを削除して再度実行。
今度は無事アップグレード開始。順調に進んで途中 samba と apache の設定を保持するか~?って聞いてくるので保持を選んで進行。
そんなこんなで1時間30分ほどでアップグレード完了。
再起動したら完了です。と言う感じのメッセージが出てくるので再起動。

とりあえずこれで lts 最新版に……ん?なんかログイン画面が大きいような気もするけど……それは重要なことでもないし。今はパスだ。
それよりも再起動後にサーバーの機能が引き継がれてるかが重要だ。ということで確認作業。
で、見た感じファイル共有は…OK。データベースも…OK。webは…NG。げげ。apache の設定が飛んじまったのかorz。そういや phpmyadmin がどうのとか出てたな。あの時か。
まあ、とりあえず表示ができる状態までにできたけど css がどうのとかログにエラーが出てる。確か前にもあったなこの現象。一応レイアウト崩れてるけど「表示」はできてるし次にしよう。今は頭が回らない。
とりあえずこれで lts 最新版になったわけで、今日はここまで~。

月曜日なんか言われそうだな…。

 

旧パソ復旧の大苦戦記録

事務所にもパソコン欲しかったので、ちょこっと古いパソコンを復旧させることにした。
機種はEPSON Endeavor AT930C Pen4 256mb win2kモデルCPUは2.4Gあるしまだまだもったいない。がメモリーがちょこっと寂しい。とりあえずwindows は8なんてムリだし、ライセンスもないからと言うことで lubuntu 入れる事にした。
その前に、余ってるメモリー挿しておこうと 512M を 2本挿し。とこれが後の大トラブルになろうとは。

まず、この機種USBメモリ起動ができない。ここでも苦戦。仕方ないので CDR に焼き焼きする事にした。
インストール途中、応答なしなど何回やってもエラーがでる。よく見てみると SQUASHFS エラーなるメッセージが出ていた。調べて見たらCDの読み取りエラーらしい。なのでドライブの交換したりHDDにイメージ焼き付けて試したりしてみた。けど、やっぱり失敗を繰り返す。
こんなに苦戦するものかいな。
悩んだあげく、なにげにメモリーを元に戻してインストールしてみた。これがウソのように順調に作業が進みインストールは完了。
と言うことは、とメモリー1本ずつ Memtest86 にかけてみた。そうすると512Mの1つが真っ赤に。こいつが原因だった。なんとまあ。

image

最終的に、元々の256MBと追加した512MBの1本が大丈夫そうなので760MBで使うことに。
こういうこともあるのね。

L2TP IPsec VPN 接続

会社よりVPN接続を試してみた。

本当はスマートフォンで試したかったのだが無線LANのポイントを準備忘れたので断念した。
スマートフォンの au LET 経由ではダメだった。どうやら接続にプライベートIP 割り振ってるからだとかなんとか。仕方ないので、 windows 8.1 PC からの接続で実験することに。
※後日、なぜかVPNの接続ができるようになっていた。何ででしょ??。

VPN サーバーは PR-400MI のファームを最新にするとVPNサーバーとして設定できるようになるということなのでこれを利用することに。

サーバー側の準備はブラウザで PR-400MI にアクセスしてVPN設定を行います。操作の編集をクリックして接続したいユーザーのアカウントを登録の登録と、事前共有鍵の表示をクリックしてメモを取っておきます。
スクリーンショット 2014-09-03 18.59.42スクリーンショット 2014-09-03 19.01.02

接続するアカウントの ユーザー名、パスワードを設定します。
スクリーンショット 2014-09-03 19.00.26

あとは、VPNサーバー機能の起動にチェックを入れ、[VPNサーバー機能]の上にある設定ボタンをクリックして準備完了です。
確かユーザーは20件ほど登録できたと思う。

次、クライアント側。windows 8.1 Pro の場合。標準で VPN 接続機能持っているので特にインストールとかは無しです。
ネットワークと共有センターを開き、「新しい接続またはネットワークのセットアップ」で登録します。 ウィザードを起動すると、「インターネットに…。」「新しい…。」「職場に…。」と出てくるので一番下の「職場に接続します」を選択する。
方法を選択で、「インターネット接続(VPN)を使用します」を選ぶ。
アドレスの設定。サーバーのアドレスを入力します。うちは、ieserver を利用してるのでここで取得したアドレスを入力。直接 IP を入力してもOK。あと PR-400MI に接続のIPアドレスをメールしてくれる機能もあるのでこれを利用する手も有りです。
とりあえずこれで接続が作成されます。
次は、作成された接続のプロパティで「セキュリティ」タブにて次の設定をする。
VPN の種類を「自動」からIPsecを…「L2TP/IPsec」に変更。
詳細設定をクリックして、事前共有キーを使うを選び記録したサーバーのキーを入力する。
データの暗号化は、省略可能から「暗号化が必要」。を選ぶ
認証で「次のプロトコルを許可する」を選択。
チャレンジハンドシェイク、Microsoft CHAP V2 の2カ所にチェックを入れる。
あとは、接続を開始する。を選んでユーザー名とパスワードを入力する。

これで接続できる。はずなのですが、またまたうまくいかず。
VPN 接続を作成したらなぜか設定に問題ありで接続のボタンをクリックすらさせてもらえなかった。原因は不明でイーサーネットを一旦停止させて再度接続をし直すとVPN 接続のエラーが消えていたという訳分からない現象が。結局原因分からずじまいで接続できるようになってました。
いつの間にやら直るというイヤなパターンだ。

とりあえず VPN の設定も問題なくできるようになったので第2段階終了。
あとはスマートフォンでの実験と、電話できるかなの実験。これはまた、明日だな。

光プレミアムで sip を使ってみた

自宅の電話を出先でも使えるようにと設定しました。
まずは自宅でのネットワーク環境でスマートフォンが子機として使えるように設定を行いました。

自宅のルーターは光プレミアムの PR-400MI です。設定はブラウザ上でルーターにアクセスして電話の子機設定にスマートフォンを追加することで使用可能になります。
内線電話の項目を選択して登録したい内線番号の編集をクリックします。スクリーンショット 2014-09-03 18.59.19

内線番号の1 と 2 は電話ポートに割り当てられているので3~7までに登録します。
とりあえず内線番号3に登録することにします。

子機として使いたい端末のMACアドレスを調べてMACアドレスの枠に記入します。あとは、ユーザー名とパスワードを設定します。パスワードはあらかじめ適当な文字列が入ってます。ユーザー名は半角英数字なら問題ないらしいのですがうまくいかず結局内線番号と同じ数字を入れました。

ルーター設定: 内線番号 3
MAC アドレス xx:xx:xx:xx:xx:xx
ダイジェスト 行う
ユーザー名 0003 (デフォルト)→ 3
パスワードxxxx

スクリーンショット 2014-09-03 18.58.48

次は、スマートフォン側。
電話→通話設定→アカウントの作成でルーターで登録した内容で設定する。

Screenmemo_2014-09-03-19-40-17  Screenmemo_2014-09-03-19-40-44

あとは、PR-400MI と FJL22 の相性なのかよく分かりませんが FJL22 の設定「着信を許可」にチェックを入れないとダイアルしようとすると電話が落ちてしまう状態に。結局使うときだけ着信を許可にチェック入れることにしました。常に入れておいても良いんだけど電池使用料が増えるとか書かれると…。

Screenmemo_2014-09-03-19-40-34

とまあ、こんな感じです。
ちょっと不安定気味だったりユーザー名を内線番号と同じにすると認証が…とどこかで見ましたがなんかあるんですかね。
まずは一段落。次はVPN設定すれば外からでも家電話が使えるということらしいので、それが今回の目的ですが、また次の機会に。