DesignSpark PCB の 3D エラー

DesignSpark PCB を使っていて回路図、パターン図ともに特に問題が起きていたわけではないのだけれど、基板の 3D 表示機能が働かないことが判明しました。

家で使っているものは問題なく表示できるからDesignSpark PCB 自体のものではないなと思っていたがようやく原因がつかめた。
エラーで異常終了食らうのは FMV-A2225 windows 8.1 64bit の環境。家の Acer 3830T では異常終了にはならない。何が違うかなと思いつつよく見ていると、毎回 OpenGL のロードあたりで止まっていることが判明。よくよく調べてみるとドライバが原因と言うことが分かりました。

FMV-A2225 の VGA は Mobile Intel(R) 4 Series Express Chipset Family でドライバは windows 8.1 の標準ドライバ 8.15.10.27xx 2013年のやつ。x のところ番号忘れました。どうもこのドライバが OpenGL に対応していないのか動作がおかしいのかよく分からないけれどダメらしい。

更新しようにも Intel のサイトでダウンロードしようと思っても 4 Series のものはwindows のものを使ってね。みたいらしく 8.1 のドライバは見つけられなかった。
で、仕方ないのでwin7 のものをダウンロードしてインストールしました。署名が、とか何とか警告出ましたけどここは強引に。インストール後バージョンは 8.15.10.2869 2012/10/4 になりました。たぶんビルド番号の 27xx から 2869 に番号が上がってる割に年代が若くなってるのはなぜに。でもバージョンは同じなのねと思いつつ、これに変えると起動しなかった DesignSpark PCB の 3D View が起動するようになりました。

すべて無事解決。というわけにも行かないわけであと一つ作業が残ってる。Windows Update には標準ドライバがまた追加されて27xx がインストールされてしまうと言うオチに。なので、Update に表示される更新ドライバは非表示にしてしまいましょう。ということで完了です。

家の desktop もそうだけど古いパソコンはそれなりっちゅうことかね。

基板CAD

これまで P板.com で紹介されていた CADLUS 基板CADを使っているのだけれども最近別のツールが紹介されてました。

一つが、クラウドを使った Quadcept 。無料版があるみたいだけど使うときだけ月額ライセンスを購入って言うかたちのもの。
もう一つが RS-Online の DesignSpark PCB ってツール。これは登録は必要ですがライセンス料金は無料で提供されてます。

ということで、RS の連携ツールということもあり DesignSpark を使ってみました。インストールしてアクティベーションを実行。ユーザー登録すれば使えるようになります。
アクティベーションするときに注意点。DesignSpark はPCB と3D-CAD のMechanical の2種類があって、どちらも無料で使えるんですが、登録するときのユーザー名に注意が必要です。
Mechanical の方はハイフンを含むユーザー名が使えたのですが PCB の方はハイフンを含むと登録できないという点。昔は使えたらしいのですが、バージョンが上がってからはムリみたいです。自分も登録できずメールで連絡して変更してもらいました。

とりあえず過去に作った基板の記録として回路図とパターン図の作成に使ってみると、自分の感じではわかりやすくて使いよかった。 CADLUS よりわかりやすいかも。これで商用、非商用の制限なく無料ってすごいねって感じです。ちなみに RS の提供ツールなので RS の販売ページと連携できるようになってます。

今度は Mechanical の3D使ってみようかな。